1. トップページ >
  2. コラム②ファルケン製「AT50」と「AT30」の違いについて

コラム②

ファルケン製「AT50」と「AT30」の違いについて

写真 説明
●ファルケン製トラクタータイヤ「AT50」と「AT30」の違いについて

 今回のコラムでは、トラクター用後輪ハイラグタイヤの弊社フラッグシップモデルの「AT50」と「AT30」について、ご紹介させて頂きます。

 まずは名前ですが、正式名称は下記の通りです。

 「AT50」・・・AT50 SUPERLUG MT-1 20サイズ
 「AT30」・・・AT30 SUPERLUG BT-1 4サイズ

上記の通りとなりますが、MT-1とBT-1の説明は申し訳ありませんが、出来ませんというか知りません。基本的にトラクターの後輪用ハイラグタイヤであることに変わりはありませんが・・・因みに「AT30」のサイズは
 9.5-24 4PR・11.2-24 4PR・12.4-24 4PR・12.4-32 4PR のみ

 諸説ありますが「AT50」は「AT30」の後継モデルという事です。なぜなら「AT30」は昔は現在の「AT50」位のサイズバリエーションがありましたが、現在カタログ掲載されているのは4サイズのみ。しかもだんだん減少傾向にあります。理由としてはそのような事だと思います。

 左記写真でパタンを比べてもらえばわかると思いますが、基本的にはほとんど同じパタンをしております。しかし、モデル名が変更になるという事は”進化”しているという事です。

 弊社にご注文されるお客様で「AT30」をご注文されるお客様がおみえになります。ありがたいことではありますが、実は「AT30」の方が若干お値段が高くなっています。理由としては、サイズバリエーションが少なく生産される量が圧倒的に少ない為、コストがかかるからだと思います。「AT30」を2本ご注文されるお客様へは弊社では「AT50」をご案内させて頂くようにしております。お客様に事情を説明するとほぼ納得して頂き「AT50」に変更されるます。また、1本で購入されるお客様にも「AT50」をお勧めさせて頂く事があります。それは「AT30」は全て取り寄せ品になる為お客様のもとに届くまでに時間がかかるからです。もう一つの大きな理由としては「AT30]を1本購入して次回購入する時に「AT30」が生産中止になってしまっていることが考えられるからです。その時に「AT50」に変更するのか先に変更するだけの違いですが・・・
この様な理由から弊社では「AT50」がトラクター用後輪タイヤのフラッグシップモデルになっている要因の一つかもしれませんね。
本当にパタンが類似しているだけで同じなのか!

タイヤの諸元表より確認してみました。

 ①9.5-24 4PR・11.2-24 4PRサイズは違いがありません。

 ②12.4-24 4PRに関しては、「AT50」の方がラグの高さが4mm
  高くなっています。(44mmと40mm)

 ③12.4-32 4PRに関しては、「「AT50」の方がラグの高さが3mm
  高くなっています。(44mmと41mm)

※諸元表より比較した数値は「空気圧・負荷能力・リム・外径・総巾・ラグの高さ・ラグピッチ数」

以上の様に、弊社でご案内できる違いです。お知り合いでお困りの方が見えましたらそっと教えてあげて下さい!

前のコラム 次のコラム
荷車用 農機用タイヤ販売どっとこむ

〒457-0821 愛知県名古屋市南区弥次ヱ町3-55 
中部産業株式会社

電話番号 052-611-1087
mail fax